ヴァン

Q&A

  1. オーガニックって?  (2010/11)
  2. マイナスイオンって今さらですが髪にどうして良いのでしょう?  (2010/10)
  3. 海に行くお客様がいますが、紫外線と海水ではどちらが褪色するんですか?  (2010/8)
  4. 「パーマの2剤の塗布ムラがあると、切れ毛や抜け毛の原因になる」って本当ですか?  (2010/8)
  5. カラーやパーマ時の頭皮保護剤は何で出来ているんですか?  (2010/8)
  6. 臭素酸タイプの2剤は中性~アルカリ性なのにどうして酸化できるの?  (2010/8)
  7. カラー剤の塗布量はカラーの持ちに関係しますか?  (2010/8)
  8. パーマの2剤を温めることは問題ないですか?  (2010/7)
  9. パーマの質感を考えた場合、1剤と2剤のどちらを基準に薬剤を選べばいいのか?  (2010/7)
  10. カラーとパーマはどちらの方がダメージするんですか?  (2010/7)
  11. 紫外線はカラーにどの程度影響があるんですか?  (2010/7)
  12. 皮膚についたカラー剤を落とすリムーバーって何でできているんですか?  (2010/7)
  13. 脱色って?  (2010/6)
  14. 水素水って知ってる?  (2010/5)
  15. 髪にはなぜ様々な色があるのか  (2010/4)
  16. 美容室は分煙・禁煙へ  (2010/3)
  17. ミルクティー色を出したい  (2010/2)
  18. 消費者から見た理美容店の【安全・安心】とは?  (2009/11)
  19. そもそも髪ってどんなもの?  (2009/9)
  20. サロンカラーをしたら髪が緑になっちゃった!  (2009/8)
  21. ジアミンとは…  (2009/6)
  22. 過酸化水素水とは?  (2009/5)
  23. CMCとは?  (2009/4)
  24. 顔筋マッサージとは?  (2009/2)
  25. カラー剤は、混ぜてから何分で使えなくなるのか?  (2008/12)
  26. お客様を犯罪から守りたい!  (2008/11)
  27. 染料の色持ちUPの工夫  (2008/10)
  28. 乳化ってなあ~に?  (2008/9)
  29. カラーの前のシャンプーは必要か?  (2008/7)
  30. 今話題の、M3Dって何?  (2008/6)
  31. サルファイトについて  (2008/4)
  32. カラーの2剤にはどうして色んな%があるのか?  (2008/3)
  33. みんなが憧れるつや髪  (2008/2)
  34. 中間水洗が必要な3つの理由  (2007/12)

Answer

オーガニックって?

今、なにかと脚光を浴び、年々使用ユーザーが増え続け、人気のあるオーガニック商品! 果たしてオーガニックってどんな商品のことを言うのでしょう?

    オーガニックとは
  • オーガニックを直訳すると、「有機の」といった意味になります。有機栽培で作られた植物を使った製品を「オーガニック○○」と総じて呼びます。有機栽培というのは、化学肥料を使わずに、また遺伝子操作をせずに作る農法です。無農薬で作られた植物を単に「オーガニック」ということは出来ますが、それを証明するためには第三者機関の認定を受けなければなりません。
    認定基準は各国さまざまに設けられていて、独自の基準値により認定されます。日本の有機野菜認定の基準は、過去2年間農薬も化学肥料も使用していない土壌で栽培されていること、化学合成農薬や化学肥料は使用していないこと、遺伝子組み換え原料は使用していないことなどの基準があります。
    オーガニックコスメとは
  • 無農薬・化学肥料を使わない大地で作られた植物を使って製品化した化粧品を、オーガニックコスメと呼びます。そしてそれらが本当に無農薬かどうか、オーガニック認定の機関が認定してくれるのが、海外のオーガニックコスメです。
    ただし認定を受けていないものも、各ブランドの独自の判断で「オーガニックコスメ」だと呼ぶことがあるので、実際に認定を受けているかどうかも製品選びのポイントになります。
    日本のオーガニック認定機関は農林水産省の有機JAS認定がありますが、これは「食品」に対しての認定ですので、化粧品として認定を受けることは出来ません。日本製のオーガニック化粧品は、各社で独自の無農薬栽培によって作られています。

マイナスイオンって今さらですが髪にどうして良いのでしょう?

    マイナスイオンってなんですか?
  • マイナスイオンはその名の通りマイナスの電気を帯びた大変小さい物質です。マイナスイオンは特別な物質ではなく、私たちの身の周りの空気中に存在します。
    「1cm3あたりに含まれる個数」でその量を表しますが、一般的な生活空間では1cm3あたり0~数百個程度です。 一般にマイナスイオンが多く存在するところとして挙げられる滝でも5000/cm立方。(比べればNobbyマイナスイオンヘアーアイロンは100万個/cm立方と実に多い)
    マイナスイオンがどうして良いの?
  • 空気中のイオン量が快・不快の感覚に影響し、プラスイオンが不快、マイナスイオンが快適に結びつくという説があります。また英語圈では、“Air vitamin" または“vitamin of the Air"、つまり「空気のビタミン」という呼ばれかたもされるそうです。このことからも人に良い影響を与えてくれる存在のようです。
    髪に対しては、ダメージにつながる静電気の元となるプラスイオンを中和し、静電気から髪を開放します。そしてマイナスイオンのもう一つの性質は、空気中の水分と結びついている大変小さい分子であること。その分子が水分をキューティクルのすき間から、髪の水分率を保つコルテックスヘと導きます。うるおいのある、つややかな髪を保つには、この水分率を保つことが必要とされます。
プラスに帯電した髪は静電気が起きやすい状態。
静電気(プラスイオン)は髪にダメージを与える要因。
マイナスイオンは静電気(プラスイオン)を中和。
髪内部へ水分を導き、うるおいを保ちます。

海に行くお客様がいますが、紫外線と海水ではどちらが褪色するんですか?

  • 紫外線と水分はどちらか単独というより、相乗効果でメラニンや色素を壊してしまいます。海水はミネラルを多く含んでいる分、明るくなりやすいともいえます。

「パーマの2剤の塗布ムラがあると、切れ毛や抜け毛の原因になる」って本当ですか?

  • 2剤の塗布ムラがあるとシスチン結合が切れたままになり、髪が弱くなって切れ毛の原因になります。ただ根元から断毛することはあっても、抜け毛との関係は薄いと思います。

カラーやパーマ時の頭皮保護剤は何で出来ているんですか?

  • スクワラン(深海鮫の肝油)等の、広がりやすい油が主成分のものが多い。しかしアレルギ一肌の場合は少量でも触れると反応が出るため、保護剤をつけても安心せず、薬剤を地肌につけない気配りが必要です。

臭素酸タイプの2剤は中性~アルカリ性なのにどうして酸化できるの?

  • 「酸性」と「酸化」は違います。「酸性」はpHが7より低い状態のことで、「酸化」は電子を奪われる化学反応のことです。酸化剤とは他の分子から電子を奪いやすい性質の物質であり、pHを酸性にする物質という意味ではありません。

カラー剤の塗布量はカラーの持ちに関係しますか?

  • 塗布量が多いと浸透する染料も多くなり、一般的には持ちがよくなります。但し、リフトアップする場合はより髪が明るくなり、色によっては褪色が早いと感じるものもあるので一概にはいえません。

パーマの2剤を温めることは問題ないですか?

  • 人肌程度に温めて使用する分には全く問題はありません。1剤に比べて2剤は髪に与えるダメージは低いですからね。

パーマの質感を考えた場合、1剤と2剤のどちらを基準に薬剤を選べばいいのか?

  • ウェーブの大きさや出方による見た目の質感は2剤でコントロール出来るかもしれませんが、それだけで判断せず、技術を含め全体で考えることが大切だと思います。

カラーとパーマはどちらの方がダメージするんですか?

  • 単純に比較するとパーマの方がダメージしやすいです。カラーは酸化だけですが、パーマは酸化と還元をしますから。ただ低アルカリや酸性のパーマ剤などと比べるとカラーの方がダメージする場合もあります。

紫外線はカラーにどの程度影響があるんですか?

  • メラニンが紫外線で分解され、髪が明るくなることがあります。同じくヘアカラーの染料も分解しますが、日常生活ではシャンプー等のヘアケアで褪色する方が大きいと考えられます。

皮膚についたカラー剤を落とすリムーバーって何でできているんですか?

  • 水、溶剤、アルカリ(ph9 10)、界面活性剤の場合が多いです。アルカリで角質層を膨潤させ、溶剤と界面活性剤で染料を溶かしだします。

脱色って?

これから気温も高くなり、夏に向けて髪を明るめにカラーリングする方やブリーチをする方も増えてくると思いますが、そもそも脱色って髪の中で何が起きているのでしょう?

    ブリーチとは
  • ブリーチとは「酸化脱色」であり、過酸化水素水の酸化力でメラニン色素を分解し、髪の色を抜くことを指します。薬剤を塗布すると、まず1剤の中のアルカリ剤の働きが毛髪を膨潤させて、キューティクルの隙間を開いていきます。そして2剤中の過酸化水素が1剤と混ぜ合わさることにより活性化され、メラニン色素を分解し脱色をおこないます。
    この過程により髪の明度が上がるのです。また、過酸化水素の濃度を上げたり、ブリーチを繰り返して行えば髪の明度をどんどん上げることが可能です。
    壊されたメラニンは何処へ行くのか?
  • ブリーチによってメラニン色素は細かい粒子に分解され、開いたキューティクルの間から毛髪外部に流失し、シャンプー等で洗い流されてしまいます。
    パウダーブリーチとクリームブリーチの差は?
  • 1剤の中に粘性や脱色力を強める過硫酸塩を使ったものがパウダーブリーチ剤です。このパウダーブリーチはクリーム状のブリーチと比べ、強いブリーチを行うことができます。過硫酸塩は過酸化水素水の分解を手伝う能力があり、過酸化水素のみのものより爆発的な力があります。髪に残っている残留色素をとる場合にはパウダータイプが適しています。

水素水って知ってる?

  • 水素水とは、普通の水とは違い水素を多く含んだお水のことをいい、奇跡の水ともいわれています。メキシコのトラコテには「万病を治す奇跡の水」と言われる水が存在し、年間延べ800万人以上の人が訪れています。またドイツのノルデナウにも同様の水があり、日々多くの悩める人々が押し寄せています。これらの水には通常よりもはるかに多い「水素」が多く含まれているからなのです。

    水素水が奇跡の水と言われているのは、細胞膜を通過して、悪玉活性酸素に侵された細胞を元の状態へ戻してくれるパワーを持っているからなのです。この力を還元力といい、「水素」には穏やかな還元力で体のサビを取り除き、本来あるべき元の健康な状態に戻す力があるのです!

    水素水は、起床時や運動後、会議後やストレスを感じた時などに活性酸素が大量に発生するので、そんな時に飲むと効果的です。

    水素水とうたっていても、ペットボトルなどのプラスチック容器に入ったものは、水素が空気中へ逃げてしまうので、アルミパック容器のような水素を逃がさず保持できる容器に入っているものを選ぶと良いと思います。

髪にはなぜさまざまな色があるのか?

  • 黒、ブラウン、赤、ブロンド、白など毛髪には様々な色がありますが、この色は肌の色と同様な仕組みでメラニン色素によって決まります。メラニン色素は毛髪に色を着けて、頭皮を過剰な紫外線から守る重要な役割があります。

    ですから、直射日光の強い赤道付近の国の人は多量の紫外線から頭皮を守る分、黒髪の人が多く存在し、逆に赤道付近に比べ紫外線の量が少ない北欧などの国の人は、ブロンドやプラチナが多いということになります。

    このメラニン色素は、メラノサイトによって供給される動物性の色素タンパクであり、褐色 黒色に見える「ユウメラニン」と黄色 赤色に見える「フェオメラニン」という少し構造の違うメラニン色素があります。髪や肌の色はその量と割合によって色が決まります。

    具体的には「ユウメラニン」の量が多い順に、黒⇒ブラウン⇒赤⇒ブロンド⇒白となります。メラニン顆粒がたくさん毛髪内にあれば光を多く吸収するので黒く見え、少なければ少ないほど、光を反射するため白く見えます。

    このことから、白髪の色が元から髪にある色ではなく、反射によるものだということがわかります。また、白髪が少し黄色っぽく見えるのは、「フェオミラニン」が毛髪内に残っているからです。

    ちなみに、紫外線の少ないところで長期間暮らしても髪の色は薄くはなりません。何百、何千、何万年といった進化の過程で徐々に環境に適していった結果、毛髪や肌の色に変化が生まれると考えられています。

美容室は禁煙・分煙へ

  • 神奈川県は禁煙・分煙に対する条例、「神奈川県公共的施設における受動喫煙防止条例」を平成22年4月1日に施行することを発表しました。この条例により今まで以上に施設での喫煙が制限されることになります。美容室も例外ではありません。

    規制対象施設には第一種・第二種とあり、美容室は第二種に含まれています。ただ第二種では禁煙か分煙のどちらかを選ぶことができます。

    また、施設管理者の義務として「喫煙禁止区域へのタバコ煙の流出の防止」「受動喫煙防止措置に関する表示」等がありますが、これを行わずにいると県から指導・勧告がきてその施設は県民へと公表されてしまいます。

    そして勧告を履行せずにいると更に命令という形で通告がくることになります。それでも無視した場合過料処分となり5万円以下の罰金を支払わなければなりません。

    除外認定施設、過料処分の内容など詳しいことは県のホームページに書いてあるので是非みてください。
    http://www.pref.kanagawa.jp/

ミルクティー色を出したい

  • こんにちは、原です。新しい年になって早くも1ケ月が過ぎましたね。どうぞ今年もVENT PIECEを楽しくご愛読いただければと思います。
    さっそく今年一発目のお題なのですが、誰もが一度はお客さまにこのオーダーを受けて頭を悩ませたことがあるのではないでしょうか?
    『ミルクティーにして下さい。』
    そこで、今回は各メーカーさんにミックスレシピを聞いてみました(^O^)/
    ただしミルクティー色と言いましてもかなり幅が広いので、あくまでも参考として見て下さい。(アンダーを15LVまで上げたと仮定して)

    ■資生堂 トップスタッフ
       F10-00(ニュートラル):F10-5/b = 7:3
    ■ホーユー プロマスター
       C10/12(カッパー): A10/11(アッシュ)= 2:1
    ■ナプラ パッションカラー
       As10(アッシュ): Be10(ベージユ)= 3:1
    ■ミルボン オルディーブ
       13-15(アッシュ): C8GR(グリーン)= 3:1
       C9MT(モノトーン): C9BB(ベージュ)= 2:1
    ■ルベル マテリア
       WB9(ウオーム): K-10(カッパー)= 2:1
    ■サンコールレアラ
       N-10(ナチュラル): C-8(カッパー)= 2:1
    ■ゴールドウェル カラランス
       9GB(ゴールドベージュ)単品

    以上がミルクティー色のレシピになっています。
    アンダーの色味によって変わってくるとは思いますが、是非試してみて下さい(^O^) 年に3~4回、季節に合わせてサロンでのオリジナルネーミングカラーを提案して試してもらうのも楽しいと思います。

理美容店の【安全・安心】とは?

  • 上位5位を上げてみましたが、お気付きのように技術の事ではなく、全てが少しの親切と心配りです。改善出来る、明日から取り組める事ばかりなのです。

    1.サービス前に客の要望を十分に聞いてくれる
    2.分かりやすい料金表示である
    3.店内が清潔に管理され快適である
    4.皮膚に接する器具類は客1人ごとに消毒した清潔な物が使用されている
    5.店員の接客態度が快い

    毎日同じ場所で同じ仕事をしていると、どうしても美容師側の視点になってしまい、お客さまへの気配り・心遣いがおろそかになってしまいがちですよね。たまにはスタッフ同士で、一人がお客様役になり接客の確認をしてみたり、色々なお店に髪を切りに行ってみるのもお勤めします。
    お客様サービスの改善・向上に積極的に取り組むことが、商売繁盛の道につながるでしょう。(^O^)/

そもそも髪ってどんなもの?

    そもそも髪ってどんなもの?
  • 毛髪の役割は、頭部の保護、保温、触覚機能などが有り、具体的には、外部からの衝撃を軽減したり、日光や暑さ、寒さから頭部を守っています。さらに、身体に必要のない鉛や水銀などの重金属を毛髪内に取り込み、体外に排出する機能を持っています。
    髪が硬いのはなぜ?
  • これには、キューテイクルの構造が関係してきます。キューテイクルは根元から毛先に向かい、竹の子の皮のように4~8枚が重なり、内側のコルテックスを取り巻くように保護しています。このため、髪に硬さがでてきます。
    キューテイクルは外側から「エピキューテイクル」「エキソキューテイクル」「エンドキューテイクル」の三層に分けられます。キューテイクルが毛髪を占める割合は10~15%で、割合が多いほど、硬い髪となります。一般的には、太い髪は重なり部分が多く、細い髪は少ないと言われています。
    キューティクルはどのように内側を保護しているのか?
  • 健康なキューティクルは油となじみやすく、水や薬剤など外的な力に対して抵抗力があります。しかしブラッシングやカットなどの物理的な刺激でキューティクルが破損すると、内部のコルテックスの損傷につながります。キューティクルの状態の良し悪しはキューティクルの重なりによって出来る紋理の状況で判断できます。この紋理は個人差があり動物によっても違うので、犯罪調査や毛髪鑑定にも応用されています。
    キューティクルは何で出来てるの?
  • キューティクル、メデュラ、コルテックスともに80~90%がケラチンタンパク質でできています。まだまだ毛髪の全てはわかっていませんが、お客さまに色々と髪の毛の話をしてあげるのも良いかもしれませんね。

サロンカラーをしたら髪が緑になっちゃった!

    最近、サロンさんから「普通にアルカリカラーをしたら、髪が緑になっちゃったんだけどっ…」って質問されることがよくあります。アルカリカラー塗布直後は分からないのですが、時間が経つにつれて薬が緑に発色していくのです。 (◎o◎) 
    それは通販やインターネット等で販売されている、光や太陽光で徐々に白髪が染まるなどを謳っているヘアクリームの成分の金属(硝酸銀、塩化鉄)が原因です。硝酸銀+紫外線→酸化銀(これが白髪を黒っぽい色にする)、この金属(銀)が毛髪に残留することでサロンカラーに影響を及ぼしてしまいます。厄介なことにこのヘアクリームの使用を1~2ヶ月止めていても、やはり緑になってしまうんです。
    白髪染めのお客様には、ヘアクリームについてカウンセリングをする必要が出てきたようです。また、このような商品を使用後にパーマを掛けると、髪が極端に傷んで切れてしまうケースもありますので気を付けて下さい。
    対処法
    毛髪に残留している銀の除去と修正方法
  1. コットンに浸したイソジンをヘアクリーム処理部分を中心にふき取りながら塗布します。
  2. 約10~20分放置後、プレーンリンス→シャンプー→タオルドライします。
  3. ドライング後、あらかじめ色味を確認します。ここで希望色に近いようでしたら終了します。
  4. 必要に応じて、希望色をオンカラーします。(充分に硝酸銀が除去されていない場合は、マット味には仕上がりませんし、希望色と若干色味が異なります。)

ジアミンとは・・・

    ヘアカラー剤の成分表示を見ると、最初の方にパラフェニレンジアミンやメタフェニレンジアミンなどの「ジアミン」という表記を見ますよね。
    実は「ジアミン」は酸化染料の中に最も多く含まれている成分であり、また直接染料にも含まれている成分でもあります。
    現在、国内で染毛剤に使用できる染料は55成分あり、その中で2つのアミノ基を持つ物質を「ジアミン」と呼んでいて、アミノ基の付く位置によって「染料一次中間体」「カップラー」「直接染料」に分類されます。
    「染料一次中間体」
  • 過酸化水素や空気に触れることによって酸化し、互いに結びついて大きな分子に成長する
    「カップラー」
  • 「染料一次中間体」と結合することにより、色調のバリエーションをあたえる。また「染料一次中間体」の反応や速度を調節する働きがあります。
    「直接染料」
  • 「直接染料」とは、それ自身が有色であり、「染料一次中間体」とは反応しませんが、染料の色調の不足を補います。
    ジアミンはかぶれの原因といわれるが・・・
  • 「ジアミン」はアレルギー反応を起こしやすいとよく聞くと思いますが、それは酸化染料の中で特に「ジアミン」がかぶれやすいということではありません。ほかの成分が要因となっている場合も多いのです。
    そもそも、アミノ基があると他の分子と反応しやすいという性質をもっています。カラーは科学反応させて色味をだすもので、化学反応する物質が地肌に付くとかぶれの原因となる場合もあるのです。事故を未然に防ぐためにもパッチテストをおすすめします。

過酸化水素水とは?

    最近はバーマや、縮毛矯正剤の2剤の酸化剤として過酸化水素水(OX)が多く使われるようになりました。以前は過酸化水素水を使うとダメージしやすいと敬遠され、臭素酸ナトリウムの2剤が多く使用されてきましたが、なぜ過酸化水素水が多く使用されるようになってきたのでしょうか。(^O^)/
    現在認証されているパーマの酸化剤としては、「臭素酸カリウム」「臭素酸ナトリウム」「過酸化水素水」「過ホウ酸ナトリウム」の4種類あります。
    その中で「臭素酸カリウム」は水に溶けにくく、「過ホウ酸ナトリウム」は水溶液中では不安定で分解されるという性質をもっているために、主に使用されているのが「臭素酸ナトリウム」と「過酸化水素水」です。
    臭素酸ナトリウム
  • 放置時間は10~15分程度。反応が穏やかなので、時間をかけパーマのかかり具合を確かめていくことができます。どちらかというと硬く締まった質感にしあがります。
    過酸化水素水
  • 酸化力が強く、放置時間は5分程度。通常、カラーをした後にパーマをかけると変色や退色しやすいですよね。そこで過酸化水素を使用すると多少、染料が再び酸化重合するので色が復活します。質感は軽くしなやかな感じになります。最近はカラーをしている人が増えて、スタイルも全体的に柔らかい質感が求められているので、多くに使用されるようになっています。ただ、オーバータイムに1は気をつけて下さいね。
    「直接染料」
  • 「直接染料」とは、それ自身が有色であり、「染料一次中間体」とは反応しませんが、染料の色調の不足を補います。
  • 求める質感や髪の状態に合わせて製品を使い分けれるといいですね。

CMCとは?

最近「CMC」成分配合の商品が多くなりましたよね。そもそも「CMC」とは?

    実はもともと私たちの毛髪の中にある成分なのです。「CMC」の正式名称は、セル・メンフラン・コンプレックス。日本語に直すと、毛髪細胞膜複合体といいます。「CMC」の役割は大きく分けて3つあります。1つ目はキューティクル同士、皮質細胞同士をつなぐ接着剤のような役割。2つ目は、(CMCの膜が)外からの刺激から守り、ダメージを防いで毛髪内の水分やタンパク質を保持する役割。3つ目は薬剤の通り道をつくって毛髪に薬剤を浸透させる役割です。
    ダメージ毛とバージン毛の「CMC」の状態
  • ダメージした髪はキューティクルと皮質細胞を覆っている「CMC」が損傷しているため、バリア機能を失い、カラーやパーマはもちろんのこと毎日のシャンプーでも髪の毛の水分やタンパク質が流出しやすくなって、パサパサの状態になってしまいます。ではバージン毛は? バージン毛や新生毛は薬剤が浸透しずらいですよね。それは毛髪の表面脂質の存在に加えて「CMC」がしっかりと働いて、毛髪内部のバリア効果が高いからなのです。
    毛髪内部の『CMC』を修復するには?
  • 同じ成分である脂質とタンパク質を補う必要があります。「CMC」の脂質成分には脂肪酸、セラミド、コレストロールなどがあります。以前は牛の動物性脂質を使用していましたが狂牛病の問題もあり、今では使用することはほとんどありません。植物性のものもありますが、微量しか採取できないため、効果を期待するには合成品を配合する場合が多くなっているようです。
    今、注目の「CMC」商品、トリートメント剤や処理剤が多数出ています。是非お試し下さい。

「顔筋マッサージ」とは?

    顔筋マッサージとは、筋肉運動・ツボ押し・リンパ流しの3つを併用させた技術です。筋肉運動により引き上げ、ハリを与え、ツボを押すことで各器官のバランスを整え、リンパに沿って手を運ぶことによって老廃物・余分な水分を流します。 顔には内臓の反射区と言われるツボがいっぱいあります。 特徴はその技術だけではなく、マッサージに使用するマッサージクリームとシルクパウダーの2種類の商材にもあります。界面活性剤やポリマー剤の入っていないマッサージクリームで顔の筋肉をほぐし、シルクパウダーで顔の筋肉を鍛え小顔に作り上げていきます。 足のツボマッサージでは、パウダーの技術を行うサロンもありますが、フェイシャルでは初の試みになると思います。通常のタルクの入ったパウダーでは、皮膚を傷つけてしまいますので使用できませんが、シルク100%で出来ているシルクパウダーだからこそ肌を傷つけることなく、マッサージできるのです。特に、1?3ミクロンという世界初の微粒子は肌になじみ、ワントーン明るい美白に近づけます。 日本人は痛気持ちいいものを好みます。特にメンズのフェイシャルには喜んでいただけます。レディースに関しては大手エステサロンが、「造顔美」や「改顔」などの言い方で宣伝し一般の方も興味をもたれていますので、メニューとしてお客様に喜ばれ、必ず集客にも役立つと思います。
    期待される効果
  • ★顔の血色が良くなりクスミが消え、肌の色がワントーン上がる。
  • ★むくみ・たるみが改善され、シワが簿くなる。
  • ★余分な脂肪が燃焼されて、引き締まった小顔になる。

カラー剤は、混ぜてから何分で使えなくなるのか?

    みなさんも見たことあると思いますが、カラー剤って最初は白っぽいのに混ぜてしばらく放置しておくと、真っ黒になりますよね(^o^)
    黒くならないにしても、ある程度放置してしまうと使えなくなってしまいます。カラー剤の染料は、「染料中間体」「カプラー」「直接染料」で構成されています。その内の「中間体」と「カプラー」は、二剤の過酸化水素と混ざって初めて発色するんです!
    過酸化水素が持つ酸素が染料を活性化する。
    「中間体」は、活性化されると隣にあるものとくっつきたがる性質を持っているので、染料が重合して徐々に発色していくんです\(◎o◎)/!
    なので、規定の発色時間を過ぎても反応は進むので、「中間体」と「カプラー」が次々とくっついて色が重なっていくので、最終的には限りなく黒に近い茶色になってしまうんです。しか~も、染料自体がどんどん大きくなるから、キューテイクルの隙間から髪の中に入っていかなくなります(*_*)
    あとは、もともと髪のメラニンを壊す役割を持つ過酸化水素が染料の重合に使われたり分解したりしてしまうから、髪をリフトアップできなくなってしまう。やっぱり、『カラー剤は混ぜたらすぐに使う』が鉄則ですね。
    どの位の時間で使えなくなるのか?
  • カラー剤は混ぜて20分で染料の8割程度が発色するように出来ているので、混ぜてから5~20分以内には、塗布しないとダメです(^o^)/
    特にペールトーンなどの薄い色を使うときは注意が必要。アルカリ度が高いから染料の発色も早く進む上、染料の数自体も少ないから、色が濃いものよりも早めに塗らないと失敗しちゃいますので気をつけて下さいね。

お客様を犯罪から守りたい!

    近年ますます巧妙化している振り込み詐欺です!最近のパターンは家族全員の名前を調べ上げた上での犯行となっているそうです。特に“私は絶対大丈夫”なんて思っている人ほど騙されやすいんですって!とにかく人の弱みにつけ込む詐欺犯罪なんて断固許せませんよね。
    ここで最近美容室向けに頻発している振り込み詐欺のパターンを紹介します。犯罪者が狙っているのは広告なんです!例えばリクエストQJやホットペッパー等、広告は掲載された後に請求が発生するため、書店に並んだ時にはお店はまだ未払いの状態です。そこで、犯罪者はその雑誌の広告部を切り取り、自らの振込用紙とともにそのお店に送りつけるのです。会社名はJONETやらレックルートやらの名前で「1週間以内に振り込んで下さい」等の裏書きがあったりします。そして全く違う会社で、振り込んだが最後お金は戻ってきません。
    この情報はある美容室から提供されたもので、すぐその週に他の美容室に伝えたところ、すでに数件の美容室に届いていました。
    今後さらに巧妙な手口に変わってくると思いますので、是非注意をお願い致します。また、そのような情報はヴァンお取引きサロン全店にお伝えしますので、セールスへの情報提供をよろしくお願い致します。業界が協力して犯罪被害から身を守りましょう。

染料の色持ちUPの工夫

    ヘアーカラーをする上で、「色の発色」「ダメージの軽減」「カラーの色持ち」などのさまざまな、キーポイントがあります。その中で「カラーの色持ち」について考えてみましょう(^o^)/
    みなさんもご存知のとおり、色は大きく分けて暖色系と寒色系に分かれます。一般的に寒色系は薬剤による染料の分解、暖色系は色素の流失が色持ちの良し悪しの原因と言われております。
    今回は、サロンさまから質問のありました暖色系の色持ちを良くするための解決策を考えてみました。(*^ ^)v
    1.カラーメニュー+αの提案
  • アルカリカラー後に、赤系のトナー剤やヘアマニキュアなどで、髪の表層に対しての色素補充、またはトナー剤やヘアマニキュアのクリアを使っての表面コートなどが効果的です。(カラーメニュー+500~1,500円のメニューで使用)
    2.使用薬剤の見直し
  • 発色の強い直接染料(ニトロ染料)主体ではなく、ダメージの少ない酸化染料で構成されているカラー剤のチョイス
    3.サロンにおける素材作り
  • やはり日頃から素材自体の状態がよければ、退色も最小限に抑えることが出来るとおもいます。(^o^)
    キーワードは、「次のカラーまでの素材作り」です。次のカラーまでに余分なダメージを与えないためにも『既染部と根元の薬剤の使い分け・塗り分け』『前処理・後処理・カラーケア剤などのビフオーアフターフオロー』といった各カラープロセスで素材を大切にする努力・工夫が退色を最小限に抑え、ムラのない均一なカラーを実現します。
    4.お客様へのアドバイス
  • ・カラー後、最低1週間のカラーケアシャンプー&トリートメントの使用
  • ・椿オイルなどのオイル系アウトバストリートメントの提案
  • ・シャンプーの時できるだけ泡をたてなるべく摩擦を起こさずシャンプーをするなど、さまざまなアフターフオローを提案する事も色持ちをよくする為の大切な1つです。
    以上が暖色系の色持ちをよくするための工夫です。(^o^) 是非、明日からのサロンワークの参考にしてみて下さい。(#^_^#)

乳化ってなあ~に?

    みなさんはカラー剤を流す際、シャンプー台で乳化をしていると思いますが、乳化が何の為に必要なのかわかりますかぁ?

    まず1つめは、頭皮についたカラー剤を落とす為です。カラー剤が頭皮につくと、髪に塗布したときと同じように染料が皮膚に浸透し、重合して色がついてしまいます。重合した染料は油性のため、水で流しただけでは取れないのです。(^_^;)

    そこで、乳化をすることでカラー剤がクレンジングクリームの代わりをして、付いた染料をカラー剤の中に溶かし込んで落とすんです。
    さらに、髪の表面についた余分なカラー剤もきれいに取れます(^o^)。

    もう1つは、カラー剤の付着を均一にして、染まりムラをなくすことです。
    カラー剤の行き方には必ず偏りがあるので、最後にもう一度水を加えて伸ばすことで、染まりをより均一にします。
    新たにカラー剤を使わない軽いトナー施術みたいなもんですね(*^_^*)。
    乳化って、しなきゃいけないわけじゃないけど、した方がより良い結果が出るんですね。そういった細かいことの積み重ねが、綺麗な髪を生んでくんですね。

    乳化の時にカラーの酸化率などを上げて、発色や色持ちを良くする商品も色々出てますので、是非営業マンに相談してみて下さい(^o^)

カラー前のシャンプーは必要か?

    みなさんは、どうされてますか?大半のサロンさんは時と場合によって違うと思いますが、頭皮の事を考えるとしない方が良いのかも…(^_^;)

    なぜなら、シャンプーは汚れと同時に頭皮の皮脂の8割が落ちるので、薬剤が皮膚や毛穴から浸透しやすくなり、皮膚の敏感な人は頭皮が赤くなってしまう事もあります。しかし、皮脂が残っていればそれを防ぐことも出来るんです(^o^)
    「ダメージ部分の薬剤の吸い込みを抑えたいから濡らす」「スタイリング剤、汚れを落としてカラーの色ムラ・パーマのダレを防ぎたい」「カットを先にするから濡らしたい」など、操作性や美容師さんの考え方もあるのでしてはいけないとは言いません。
    ただ、スタイリング剤などが軽くついてる程度ではほとんど変わらないですよ。洗う場合も、頭皮をゴシゴシ洗うのではなく、髪に泡をたてて優しく洗う。洗浄力の弱いシャンプーを使うなどの配慮も必要ですね。ちなみに、髪に金属系の成分、例えば海の塩分や温泉の成分がついていると薬剤が働きにくくなる事があるのでシャンプーをしたほうが効果的です。
    逆に、カラー後のシャンプーは染料やアルカリを洗い流す効果もあるのでしたほうがいいですね(*^_^*)

    今は、沢山のカラーケアシャンプーやカラー塗布前に頭皮に付ける保護クリームや保護オイルなどがが出ています(^o^)また、プレ用シャンプーも含めてお悩みの方は、担当営業にご相談下さい

今話題の、M3Dって何?

    M3Dとは、Mはメモリー(記憶)、3Dはスリーディメンション(立体)。髪の立体構造を記憶しているんですよ!という意味です。髪の内部の破壊された部分にQCP(完熟ミネラル液)が浸透して、熱を加えることによりアミノバランス、水分バランスを整え、健康な髪へと近づけていきます。
    何と言っても特徴的なのはツヤ!このツヤは表面のみから出るツヤと違い内面からもにじみ出ているツヤなので、今までのコーティングトリートメントとは持ちが数段に違います。お客様の間でもこのことが評判となり、M3D導入店に新規のお客様が集まるという現象が起きています。良いことばかりを書きたくないので、当社スタッフが説明する時の一部を紹介しておきます。
  1. スタッフ全員が好きになると爆発的な売上になる。(好きにならなければ成功しない)
  2. 熟練度により結果に差が出てしまう。(何十人、何パターンも諦めないで欲しい)
  3. サロン数に制限がある(県単位)
  4. メニュー価格が安定している(値引き競争をしない)
  5. 導入店の技術者同士で意見交換しないと伝わらない部分がある
  6. 広告にM3Dという文字(宣伝)が多くなるほどブレイクして行く
  7. ディーラーに商品はなく、本部より直送(手数料・送料も美容室負担・代引き)
    まだまだ多くの事を説明しなくてはなりませんが、成功サロンでは考えられないほどの売上とたくさんのお客様の笑顔、喜びの声が生まれていることは間違いありません。ぜひ一度スタッフに説明を求めてみて下さい。

サルファイトについて

    一時期のカラーブームが落ち着いたとは言え、サロンでのカラー比率が約40%近くあり、ホームカラーも併せて7割以上の人がカラーをしていると言われています。そうなると必ずついて回るのがダメージですね(^_^;)
    そのミドル~ハイダメージにどのようにカールをつけていくか。
    そのために、いまはサルファイト・システアミン・チオグリセリン・ラクトンチオール〔スピエラ〕などへ化粧品登録の還元剤の商品が多く出て来ています。医薬部外品のチオグリコール酸やシスティンとは異なり、還元作用が穏やかです。
    以前のサルファイトは1剤式で2剤のないタイプが多く、毛髪が還元されたままの状態で残留してしまい、シスチン結合がだんだん少なくなってウェーブがかからなくなりました。(+_+)
    しかし、今は2剤のあるタイプが登場し、2剤処理でしっかり酸化させシスチン結合を元に戻します。また水溶性なので、毛髪に残留することなく繰り返しウェーブがかけられ、柔らかいカールを作ることが出来ます。
    ダメージ毛やハイダメージ毛に対して、薬剤をたくさん塗布してもチリつかず、キレイなカールを作ることができ、手触りもシスチンよりも柔らかい感触です。また、化粧品なのでヘアカラーとの同日施術が可能で、褪色も少ないです。(^o^)/
    剤の種類 システアミン チオグリセリン ラクドンチオール
    〔スピエラ〕
    サルファイト
    (亜硫酸塩)
    メリット ・分子量(77)が小さいので浸透が良く酸性域で良くかかる

    ・化粧品範疇の中で還元作用が最も強い
    分子量(108)でやや大きく、グリセリンに似たしっとりした感触 ・分子量(118)が大きいがアルカリなしで浸透しやすい性質を持つ

    ・酸性域で良くかかる・ダメージが少なく感触
    分子量(126)が大きく還元作用が穏やかでダメージが少ない

    ・還元作用が穏やか

    ・薬剤の匂い、残臭がない
    デメリット ・感作性物質で、皮膚への刺激が強い
     (特にシステアミンはアレルギー性が高い)
    ・匂い、残臭が強い
    ・薬剤の臭い(基材臭)が強く、残臭がある ・pHが高い

カラーの2剤にはどうしていろんな%があるのか?

    ヘアカラーの2剤は各メーカーによって色々な%のオキシが出てますよね。 オキシには「メラニンを壊す」「染料を発色させる」という2つの働きがあります。
    ブリーチ度で比較すると、%(濃度)によってかなりの違いが出ますが、実は発色だけを見るとたいして変わらないんです。
    髪の明度を上げながら発色させたい時は3%以上の高濃度、ただ発色させたいだけなら3%以下のものって感じで使い分けするためにあるんだよ。(^o^)
    例えば同じレベルのカラー剤を使って、新生部には6%、既染部には3%のオキシを使うという方法もあります。
    また、明度を上げたい時は6%、下げたい時は3%以下のオキシをと思われますが、そうとは限りません。明度を上げない場合でも6%の方が有効な場合があります。
    1.クリアーな発色をさせたい場合
  • ヘアカラーでは、カラー剤の染料を壊すことはできませんが、6%のオキシを使えば、メラニンを壊し残留ティントを目立たなくすることができます。
    2.白髪染めの場合
  • 白髪は明度を下げるだけなので3%で充分そうだけど、白髪はキューティクルが厚く撥水性なので、6%を使わないと色が入っていかないのです。(^o^)
    マメ知識
  • 紫外線によってもメラニンは壊れるから髪の明度が上がるのでオキシと同じですね。( ..)?メモメモ

みんなが憧れるつや髪

    今、美容業界、美容室でもパブリックにおいてもツヤツヤの髪はキーワードになっていますよね。ツヤを科学的に見ると、「髪の束面の光の反射」「髪1本の表面の光の反射」「髪1本の内面の光の反射」の3つに分けられます。

    1つ目の「束面の反射」は、ストレート毛で全体の面が揃っていることによって、均一に光が反射するからツヤが出て見えるということ。ストレートアイロンで出るツヤはこれです。しかもストレートアイロンは髪の毛1本1本の「表面の反射」も整えているんです。
    つまり、うろこ状にデコボコしていたキューティクルが整ってツヤが出る。デンションをかけてブローするとツヤが出るのと一緒です。くせ毛の人はうねっているから光が乱反射するのでツヤは見えにくくなります。

    そしてツヤといえば「天使の輪」ですが、最近はヘアカラーで髪の明度が上り、黒髪の頃とは見え方が変ってきました。従来の「天使の輪」として光っている部分の隣に少し明るい部分が出てきています。それは「毛髪の内面から反射している光」です。黒髪が主流だった頃は、髪にメラニンが詰まっていたため内面の反射までは見えにくかったのですね。

    傷んだ髪がツヤが出ないのは、内部の間充物質が空洞化しているので内部で光が乱反射して白っぽくパサついた感じになるから。
    明度の低いナチュラル系や寒色系の色味よりも、オレンジなどの暖色系の明度の高く見える染め上がりの方が、ツヤ感を感じやすいようですが、一概には言えません。色に関してはなかなかそう単純には行かないんですよねぇ。
    今、色々なツヤ出し系商品が出てきていますので、担当営業マンに相談してみて下さい。

中間水洗が必要な3つの理由

    1.未反応の還元剤を除去し2剤の働きを良くする。
  • 未反応の還元剤が髪に残留していると、2剤の酸化剤がそれと酸化してしまう。つまり2剤の酸化作用がシスティンの再結合に向かわずに、還元剤の酸化に向かってしまうのです。
    2.水洗することでシスティンを再結合(=酸化)できる。
  • この2つめの理由が面白い。実は、中間水洗を行うことで再結合が始まっているんです。まず1剤によってシスチン結合が切れて、システィンになります。 でも。実はシスティンは還元剤があるからこそ存在できたものなので、中間水洗で還元剤が流された途端、不安定になって再び元に戻ろうとするんです。
    3.アルカリを薄めて還元を止め、ダメージを減らす。
  • 単純に1剤に入っているアルカリを薄めるということです。それによって還元作用がストップしますし、逆に中性や酸性で作用する2剤の働きを良くすることも出来る。それに、やっぱり髪のためにはアルカリを除去したほうがいいですからね。
    しかし、中間水洗には一つ問題があって、それで「必要じゃない場合」も出てくるんです。実は、水洗によって髪の膨張が激しくなります。ダメージ毛の場合は乾燥時の2倍くらいの太さになる。アルカリよりも膨張するんです。
    カラーの場合は、中間水洗よりも酸リンスで膨潤した髪を引き締めるほうがいいんです。ですからカラー全盛の今なら、酸リンスをしたあとに中間水洗というのがいいかもしれません。

    以上が記念すべき第1回のお題「中間水洗」についての答えです。
    次回は「ツヤ」についてです。何か疑問点がありましたらBBSに書き込み下さい。回答の方もお楽しみに。